気になるサッシについて調べてみるよ

建材決め

倉庫リノベーション、いろいろ検討する事項がありますがサッシ。窓も大切。
ってことで今回は気になるサッシについて調べてみましたよ。

サッシのいろいろ・・・

断熱材と同様に家の性能を決める重要項目としてサッシがあります。
というのも、サッシからの熱流入は74%、熱放出は54%。
サッシからの熱の移動が非常に大きいからですね。

検討してみるものの・・・これが調べてみるといろいろありすぎて困る。
もう何がなんだかorz
うちでポイントというか見どころ?というかにしたのは次の通り。

フレーム

まず、フレームの素材。
フレームがアルミ製サッシと樹脂製のサッシを比べると、アルミ製サッシのほうが1400倍、熱を伝えやすいというデータも。
というわけで、予算が許すならばフレームは樹脂製。
けど樹脂製お高そう・・・。
さらにいえば木製フレームが最強らしいです。

複層ガラス

ガラス部分も複層ガラス(2枚)以上で。
1枚だともう結露で大変なことになるので複層ガラス。
あわよくばトリプルガラスがいいな、とか思いつつお高いんでしょうね。

Low-E

ガラス自体の種類もいろいろあって、最近(2017年現在)の家だと窓がちょっと緑色だなーとか薄いサングラスみたいになってるなーとかあると思うんですが、あれです。
あれがLow-Eガラス。(全部が全部そうじゃないかもですが)

特殊金属膜をガラスにコーティングしたもので、この特殊金属膜で日光を反射したり熱を遮断/輻射して断熱性をよくするというガラスです。

Low-Eには種類があって、「遮熱」と「断熱」の2種類があります。
これは特殊金属膜を室外側か室内側どちらかにするかで機能が変わるというもの。

ざっくりですが、
「遮熱」は室外からの熱を反射して熱流入を防ぐ。
「断熱」は室内からの熱を反射して熱放出を防ぐ。
という感じ。

うちは倉庫なので熱くなりそうだし遮熱だろうか。
でも冬は日光のぽかぽか感が欲しいから南側は断熱にしたほうがいいのかな?
悩ましいところ。

スペーサー

 

スペーサーは樹脂製が好ましいそう。
スペーサーとはガラスとガラスの間に入っている固定具。
これが金属製だとここを熱が通ってきて残念な感じになるとかならないとか。
確かに金属製スペーサーでは熱が伝わってくる感すごいですもんね。
でもおたk(略

ガスも入れちゃう?

空気よりもアルゴン、さらにはクリプトン。
という感じで熱伝導率の低い気体を複層ガラスの中に入れることで、さらにサッシを高性能にするという。

ラインナップ

そして最後にラインナップの多さ。というか加工対応の自由度かな?
倉庫リノベーションなので窓サイズが変えられない。
今ある骨組みにはめられるサッシじゃないとorz
ただ、これはウェブサイトや資料では理解できなくて、工務店に聞かないとダメでした。

気になるサッシをメーカー別に

サッシもいろいろ。
てことで、メーカー別に気になるサッシをまとめてみます。

リクシル

サーモスL

LIXIL | 窓まわり | サーモスL

特徴

樹脂とアルミの両方を使用したハイブリッド構造と、熱を通しやすいフレーム部分を極力小さくすることで断熱性能をUPさせているサッシ。
フレームが小さくなっている分ガラス面積が15%UPで開放感が得られるところも魅力的。
価格帯はリクシルの複層ガラスのあるサッシ中では一番お安い模様。

掃き出し窓ではフレームの小ささが仇となって引きにくいというレビューも見かけた。
けど、うちは掃き出し窓がないので気にしない。

熱貫流率

2.33W(Low-E 複層ガラス)

サーモスX

LIXIL | 窓まわり | サーモスX

特徴

サーモスLより高性能なシリーズ。
基本構造はサーモスLと一緒なのかな?
トリプルガラスとクリプトンガスでさらに断熱性能を高めているみたい。

熱貫流率

1.03W(Low-E トリプルガラス+クリプトンガス)

エルスターS

LIXIL | 窓まわり | エルスターS

フレームがオール樹脂のサッシ。
それ以外は基本的にはサーモスと一緒?かな?

熱貫流率

1.30W(Low-E 複層ガラス+アルゴンガス)

YKK AP

APW320

最断熱性とデザインのアルミ樹脂複合窓「APW 310」 | YKK AP株式会社

特徴

サーモスLと同じくアルミと樹脂。
引手と錠が一体化した戸先錠が使いやすそうだったり、窓の外側を掃除できるように工夫されているところも好印象。
糸を細くして通風性とクリアな眺めを実現した網戸だったりして、総合的に魅力があります。
いいな、APW。。。

熱貫流率

2.15W(Low-E複層ガラス)

APW330

最高の4つ星断熱性とデザインの樹脂窓「APW 330」 | YKK AP株式会社

特徴

APW320の樹脂だけ版。
樹脂製だとぐっと熱貫流率が下がりますね。
商品名的に10違うだけなのにこの性能差・・・!

熱貫流率

1.31W(樹脂スペーサー仕様 Low-E複層ガラス ブルー・アルゴンガス入)

エクセルシャノン

シャノンウィンドウIIs

高性能樹脂サッシ シャノンウインドIIs | 株式会社エクセルシャノン

特徴

樹脂+アルゴンガス入りのサッシ。
デザイン窓の対応もあって幅広いラインナップ。
エクセルシャノンは日本で初めて純国産樹脂サッシを製造販売した会社だそです。

熱貫流率

1.4W(Low-E複層ガラス アルゴンガス入)

トリプルシャノンIIs

超高断熱窓 トリプルシャノンIIs | 株式会社エクセルシャノン

特徴

シャノンウィンドウIIsのトリプルガラスバージョン。
熱貫流率がゴイスー。

熱貫流率

0.8W(ダブルLow-Eトリプルガラス クリプトンガス入り)

サッシをどれにするのか

もういろいろあるサッシ。
ありすぎて困り果てる勢いですが、

リクシル サーモスL

に決定しました。

決め手は、値段。
そして加工?自由度。

うちの倉庫の窓枠にはめられるサイズはサーモスLしかなかったようです。
ほんとはAPWがよかったんですけどねー残念。

サーモスXもお見積もり頂いたけど、もうサーモスLの3倍近い値段になってしまって・・・
この価格差だと費用的に回収が無理じゃんと思いやめました。

※サッシの画像はYKK APより

コメント

  1. […] サッシは以前に決めたサーモスLに。 […]

  2. […] 気になるサッシについて調べてみるよ […]

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